【初期型ホワイトシルバー‼︎】SEIKO CRONOS セイコー クロノス

コレクション整理です。
クロノスの防水モデルが好きで何本も集めては楽しんできたものです。
ブラックミラー、シルバー、ホワイト、夜光の有る無しなどどれも個性的でそれぞれの良さがございますね。今回はホワイトシルバーのご紹介です。

クロノスの裏蓋リング式防水ケースには3世代のモデルが存在し、その中でも文字盤の種類がいくつかあります。
このクロノスは防水ケースの中でも初期型ですね。
クサビ型のアプライドインデックスに筆記体文字。
クサビ形状は同時代の他のモデルと比較すると少し長め。
12.3.6.9時はインデックス外周側が尖り、他の時刻は凹の刻みが入っていたり、12時は2個分を合わせたデザイン、つまり後に言われる「セイコースタイル」となっていたりとよ〜く見ないと気付かないディティールが見ていて飽きません。
後続のクロノスとは異なる先端で面取りを施されたスリムなラグ脚。それがケースのシリンダー形状を際立たせてなんとも言えないヴィンテージ感のある「好ましい」時計です。

セイコーにしろシチズンにしろ、50年代の後半から60年代にかけて防水時計の開発を競いあった時代がありました。このクロノス、防水性を表すタツノオトシゴを裏蓋に刻印されたケースもその代表作です。裏蓋をリング状のスクリューで締める構造は、単純なスクリューバックに比べ、パッキンへ均等に圧力がかかるという利点と、見た目の「らしさ」を表現するのに良いデザインでした。

竜頭を含まないケース横巾約35mm
ラグ巾約18mm
純正竜頭
ベルトは雰囲気を見るためのオマケです。

60年ほど昔の時計です。全体的に経年なりのキズや劣化はありますので画像でご確認ください。
「時間仕上げ」とでも形容しましょうか。ヴィンテージとしての雰囲気が良い時計です。
現在のところ、手巻で巻いて24時間後に分単位の誤差なく順調に稼働しておりますが、古い機械式時計は運送時の振動や温度差にも敏感です。到着時の稼働状況や精度は保証出来かねます。また返品はご遠慮下さい。
古い機械式時計に詳しい方のみ、ご検討ください。
不明点は必ずご質問の上、納得されてから購入してください。画像の差し替えなどご希望に添います。

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